今月のサーバントリーダー

幼少期の体幹の大切さとトレーニング方法

《尼崎青年会議所2023年度入会 横山明日美 職種:整体師・パーソナルトレーナー・子育て支援員》

 

心と体のつながり

私自身子供の頃から運動が得意ではなく、いつもソワソワしていて通信簿によく「落ち着きがない」と書かれているような子供でした

体調を崩したことがきっかけで現在の職種に興味を持ち、産後うつなどを身体的改善の目線から研究するため

現在は託児つきパーソナルジムの現場でマネジメントと、いちトレーナーとして毎日様々なお客様の体の悩みと向き合っています

 

 

じっと座っていられないのは落ち着きのなさのせい?

さて、落ち着きのなさと言ってもいろんなパターンがあると思います

発達の問題・疾患によるもの・元気が有り余っている!など様々ですが

ほとんどは、体幹の弱さが起因していると私は考えます

・お腹に力が入らず、じっと座っていることができない

・疲れやすく、集中力も切れやすくフニャフニャしてしまう

など…

温暖化の影響などで学校でのお外遊びが少なくなっていたり、テレビやゲーム、通信機器の発達から運動をする機会が減ったことにより実際に子供の体力は低下し続ける一方です

運動が少なくなったことで筋力も落ち、骨密度の低下なども心配されています

 

 

大人になったらどうなる?

そんな子供たちが、そのまま大人になるとどうなるでしょう

ちなみに私は、体幹が弱く「ぎっくり腰」「腰椎分離症」など真っ直ぐの姿勢がキープできないことによる色んな不調を巻き起こしてしまい

20代で病院にかかりまくっていました…

今でこそ本を読むことが好きですが、若い時は何せずっと座っていられないので

本はおろか新幹線に2時間座っていることもできず、旅行も嫌いでした

意識してトレーニングを行うことで、健康に過ごせるようになって気づいたことですが

私はずーっと、痛みと一緒に過ごしていたと言っても過言ではありませんでした

 

 

体幹の大切さ

ここまで、少し脅しも入ってしまいましたが(笑)

健康って、本当に尊くかけがえのないものだという事が少しお分かりいただけたかと思います

大人になってからのトレーニングももちろん大切ですが

やはり子供の時からやっておくに越したことはありません!

特別なことはしなくて大丈夫です

「じっと座っていられる体幹を子供の時から備えておく」

その方法も案外簡単ですので、いくつかトレーニングをご紹介いたします

 

 

レッツトレーニング!!

  • 片足立ち

なんだ、そんなこと…?と思いましたか?

姿勢の悪い大人は特にですが、これが案外やってみるとできないもので

試しに右足のくるぶし下、中央に重心をおくことを意識して(分かりにくい時は10円玉を踏んでください)1分間片足立ちチャレンジをしてみましょう!

右はできても左はできない…ということが大人の方は多いです

これを毎日、習慣にするだけで

立っている時の姿勢は整っていきます

  • 腹式呼吸

前回のサーバントリーダー、韓さんも言っていました

「呼吸」です

これは深く吸って深く吐くだけ、簡単です!

注意点は、肩が上がらないようにすることと、反り腰にならないようにすること

座っている時にこの呼吸が自然にできるようになればもう体幹マスターです!

  • 両足上げ

少し高めの椅子に浅く座り両足を浮かします

骨盤は真っ直ぐを意識し、背中に力が入らないように(腰痛持ちの人は特に注意してください)

その状態でお腹の力を緩めず、深呼吸を10回行いましょう

足を下ろすと自然とお腹に力が入り、その姿勢で座っていると長く座ることができると思います

 

この3つのトレーニングを、まずは週に3回1ヶ月続けてみましょう

運動は、習慣化させることが大切です

たまの運動は痛めつけるばかりで実はあまり身にならないのです

 

 

大人も子供も成長し続けます

最後までお読みいただき、ありがとうございます

筋肉を育てたり骨を強くする「成長ホルモン」は実は死ぬまで出続けます

もう大人だし…なんて諦めず

いつまでも健康でいられるためにお子様と一緒に日々に少しの運動を取り入れてみませんか?